よちよち歩きの学び人

「どうして、私は勉強しているのだろう?」と、子どもから聞かれた時、どのように答えたらいいのでしょうか。このような質問は、定期的に舞い込んできます。


大人の経験知で答えるのではなく、一緒に考えてみましょう。
NG「勉強していないと大人になって困るからよ~」ではなく、


「そうだね(まずは共感)。勉強ってなんだろうね」
「勉強」というキーワードを掘り下げてみましょう。
・国語・算数・理科・・・・・体を清潔に保つこと・運動をすること・健康を維持することなど、ずっと書き続けることができるくらいたくさんあります。


そうなんです。学校やKUMONの学習は、勉強の一部分でしかありません。
自分自身で目的意識を持った学習を選択するために「考える練習」を積み重ねることが大切です。小中学生の場合は、自分自身の考えていることを言葉にしていくトレーニングが十分とは言えません。
大人が一緒に考えていきましょう。もちろん、私も一緒に考えていきますよ。


私が、子どもに「どうして、勉強しているの?」と聞かれたら、
「勉強することは、私らしく生きることだから」と答えるでしょう。
その答えに辿り着くまで、長い年月がかかりました。
子どもたちは、「よちよち歩きの学び人」です。
支える大人が必要です。
教室に関わる全ての人と、「一緒に考え、支え、共に成長できる関係」になりたいですね。

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