漢字の許容範囲は?

17日、文化庁が、2014年度「国語に関する世論調査を発表しました。
今回、気になったのは、手書き文字の字形についての意識調査です。
国の常用漢字表を基準にすると、面白い事がわかってきます。
たとえば、「女」という漢字は、「ノ」の部分が、横棒より出ても出なくても正しいのです。
驚くことに「木」という漢字は、縦棒は、止めてもはねても正しいのです。
しかし、学校では、教科書体で統一されています。


遠い昔、私も小学校時代がありました。
「木」という字を習字の時間に書いた時、先生から「筆の勢いで書いた時、縦棒で止めるのは不自然だろう」と、注意された事を思い出しました。
みなさんも、行書体、教科書体、明朝体などで、漢字比べをしてみては如何でしょうか。
子どもたちも興味を持つかもしれません。

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