集中力をつけるためには・・・

「集中しなさい〜」「集中してる?」と、声掛けしている時は、100%集中はしていないときです。「なぜ、そんな状況なのか」を探るのは、私の役目です。しかし、その前に・・・


公文式学習で、集中力を付けるには、前提条件があります。
それは、作業力です。一定の作業力がないのに「集中してる?」という言葉かけは無意味です。算数A教材、国語A2教材、英語G1教材までに作業力は鍛えていきます。


「作業力」と聞くと違和感を持つ方も多いと思います。公文は、海外にもたくさんの教室がありますが、意訳するのに非常に難しい言葉の一つです。算数で例えるなら、「書く力」「運筆力」だけではなく、教材レベルの「数的処理能力」を合わせた力です。国語だと、音読の力も合算されます。英語だと聴く力も合算されます。ベースの力を鍛えないと集中力は高まってこないのです。


「足し算」できるのに何で、「数字を書くだけなんですか?」「ひらがなかけるのに・・・」という質問・疑問はよく聞きます。しかし、子どもたちの「集中力」を培うための大切なプロセスです。どうかご協力ください。

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