受験生の保護者の皆様は、大変な時期だと思います。
思えば、数年前、私は、公文式の指導者であることを後悔？したことがあります。

息子が、センター試験に臨んだ時、結果をみたら、学部変更で、第一志望の大学に入学する選択を提案しました。しかし、担任の先生と息子は、「何を学ぶために大学に行くのか？」「１８歳で妥協したら、その後はずっと妥協の人生だ」とか、私に逆説教を始めました。いくら若いと言っても、浪人をしても受かるとは限らないし、可能性があるのなら、ブランドをとりに行くべきだと主張したのは私です。結局、担任の先生は、息子の意志を尊重しました。息子も、第一志望を受験をしました。当然、私は、滑り止めの大学には、入学金は払いませんでした。

浪人を決めた時、３つの約束をしました。「教室を手伝う事」「お風呂掃除を毎日する事」「第一志望に入れなくても腐らず滑り止めの大学を卒業する事」息子の浪人時代に思ったことは、所属の無い浪人生を支えるという選択は、親として覚悟のいる事です。想像以上に大変な一年でした。

担任の先生にも「お母さまの職業は何ですか？公文式の先生ですよね。」その時、目が覚めました。もし、子どもたちが、相談に来たら、子どもたちの話をよく聞いて、子どもたちを応援する立場でいたいと思います。理想論で語るだけではなく、保護者の皆様の心境も含めて語れる指導者になりたいと、数年前のこの時期に決意しました。

『センター試験、みんな頑張ってね！！』