お写真を頂きました

公文の教室で、嬉しい事は、「できた」「わかった」という気持ちが、声や表情から伝わってきた時です。


Aちゃん:「先生、プリントって捨ててもいいの?」
私:「何だか、捨てるのもったいないよね。今は、どうしてるの?」
Aちゃん:「お母さんが、とっておいてくれてる。」
私:「お母さん、すごいね。Aちゃんの気持ちがわかっているよね。捨てたくないけど、たまってきちゃったんだよね。先生が、これいいなぁ・・って思ったのは記念撮影かなぁ?」
Aちゃん:「記念撮影ってなに?」
私:「プリントを山積みして、自分の身長と比べるんだよ。何だか面白いでしょう?」
Aちゃん:「お母さんに言ってみる・・」
2か月後
写真が届きました。プリントは、新しい紙ではないので、所々隙間があって、重ねていくのも大変そうです。でも、何よりもその隣に立って、笑っているAちゃんが、愛おしく思えました。公文を学習している子は、いつも楽しく勉強するわけではありません。Aちゃんのイライラ、涙、笑いなどいろいろな想いでが詰まっていると思います。その背景が想像できるので、愛おしく思えるのだと思います。
お母さまから、許可を頂いたので、スタッフにも見せて、みんなで、ほっこりとしました。


自分の学習したプリントをトイレに捨てたり、私たちが見ている前で、ぐちゃぐちゃにしたり、子どもたちは、自分の感情をプリントにぶつけてきます。きっと、ご家庭でも同じことが生じるのだと思います。きれいにアイロンがけしてあるプリントもあります。涙あり、笑いありの公文時代です。私たちもしっかり向き合っていきたいと思います。

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