AIに職を奪われない方法、教えます

これは、2018.10.15号 プレジデントの記事です。(馬込図書館前教室にあります)
「文章が読めない子、新聞を読まない子の末路」という衝撃的なタイトルです。
結論から言えば、人間がAIらしくなれば、AIに負けることは・・・
つまり、読解力こそが、AIに代替えされない能力だと指摘しています。
これは、新聞にも載ってきた例です。
A 幕府は、1639年、ポルトガル人を追放し、大名には沿岸の警備を命じた。
B 1639年、ポルトガル人は追放され、幕府は大名から沿岸の警備を命じられた。
AとBは、同じ意味なのでしょうか。それとも・・・・
もちろん、違う意味です。幕府と大名の立ち位置が違っています。
中学、高校の教科書は、カラフルになり、内容も簡単そうに見えます。しかし、文章は、落ち着いて読まないと、間違えてしまいます。とは言っても、それほど、難しくはありません。国語の読解が苦手です・・・・100歩譲って、それは良しとしても、社会や理科の教科書が読めないのは、大きな問題です。
小学生のうちから、新聞は、読めるようにしておきましょう。台風やノーベル賞の話題は、身近で家族みんなで話せる話題です。


余談ですが、先日、個人面談でこんな話が出ました。
「わからないことがあると、YouTubeをみる事があります・・・これって、どうなんですか」否定はしません。「百聞は一見に如かずと、言われますので・・・ただ、調べる過程で見えてくるものが、期待できないのは、残念ですね。」と答えました。他にも誘導広告などの弊害はあります。誘導広告についても、子どもたちに伝える良い機会かもしれません。TOOLを使う時には、必ず、便利さと引き換えにしなければならないことがあります。その都度、親子のコミュニケーションで乗り越えていく事が子どもたちを伸ばすことにつながると思います。

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