他教室の先生との雑談の中で・・・

「足し算は暗記なの?」という問いに対して意見交換?しました。
(これだけで、30分話せるのは、ちょっと変ですね)


暗記と言えば暗記・・・でも、コピーではないと考えています。
年齢にもよりますが、幼児さん(就学前)の場合は、
「1+1=2」これは、1の1つ先は2だという知識を獲得したことで、
「2+1=3」だと認識する、あるいは、次の次の段階で、知っている知識、獲得した知識で、次の問題を解決すると考えたら、暗記が少し、違うように見えてくるのではないでしょうか。


暗記して学習を進めると暗記していな問題に出会った時にパニックになってしまいます。実際、子どもたちは、足し算でパニックにはなりません。それは、自分が知っている足し算の組み合わせが、直面している問題と関係があるかないか・・・あやふやな知識の海で行ったり来たりして、答えを導いています。時には、時間がかかってしまうかもしれません。そんなときは、あやふやな知識を確実な使える知識に育てているのです。健気で、愛おしくなりますよね。


ベースとなる知識・・・算数は、2Aだと考えています。


保護者の皆様からの投げかけは、私たちの感覚的な指導を言語化する機会になります。
私たち指導者もまた、あやふやな知識の海を行ったり来たりして、経験知を重ねていきます。そういう意味でも、私たち大人は、子どもたちに導かれているように思えてきます。

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