「できてる!!」のズレ

最近、気になるのは「できてる!!」のズレです。
幼児さんの場合、「できてるのに・・・」と思っているレベルと私たちが「できてる」と思うレベルのズレはあります。それは、子どもたちがプリントと対峙している課題と私たちが今日の学習に課している課題が、違うからです。ズレが、生じている時は、「今日は、平仮名をゆっくり書いてみて、形を整えていこうよ」とか「(数字の穴あき問題)前の数字をヒントに書いてみよう、全部、数を唱えなくてもいいよ」など、具体的に伝えます。


保護者の方も、「なんで、繰り返すの?子どもも私も出来ていると思っているのに・・」と感じるがあったら、いつでも声掛けしてください。(少し、お待ちいただく場合がありますが。。。)ただ、子どもたちの中には、「できる=あきた」というケースもあります。その時は、私たちが、きちんと伝えていなかったので、再度、課題を共有して学習するようにします。


保護者の方から、遠慮がちに「子どもが先に進みたいと言っていますので・・・」というご要望もあります。「待ってました!!」というときもありますが、そうではない場合もあります。前者の場合は、私も待っていましたので、今後の見通しを含めてお伝えするようにしています。後者の方は、短いスパンの見通しでお話をします。それでも、進みたいということであれば、進むようにします。ご家庭での宿題は、教室のお直しが少なくなるようにご協力をお願いしています。できるだけ、保護者や子どもたちの思いに寄り添った選択肢も用意していきたいと思います。


逆のズレもあります。「進みすぎ・・・」というケースですね。これについては、来週、テーマにします。

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