子どもに苦手って・・・あるのかしら??

2週間前、私の体育と図工の通知表の話を書きました。
今度は、息子の時の事です。
小学2年生の担任の先生が、「岡田さん、棒人間しか書けないと理科は絶望的ですね」と、私に個人面談で言ったのです。私は、当時、サラリーマンでしたので、ちょっと、驚いて、聞き返したのを覚えています。
私:「先生、つまり、絵の教室に通ったら、理科の成績は良くなるんですか?」
担任:「観察したことを表現できないと無理でしょう」
私:「写真や手触り、色、匂いなど言葉で表したら同じなのではないでしょうか」
担任:「全然違います。もっと、苦手を克服していかないとお子さんは伸びませんよ」
当時、担任は我が子の中学受験を終えたばかりで、テンションが高かったのだと理解しましたが・・・学校で、苦手意識を創出してどうするのか・・・と、腹立たしく思ったのも事実です・・・私も親ばかで、おしりも青かったので・・お許しください。


このようなことは、日常に溢れています。
昨日の出来事です。漢字の止め、はねなど、字形を整えることができずに漢字を苦手と思っている子がいました。国語のお直しを一緒にやっていくとネックになっているのは、漢字でした。でも、そのお子さんは、すごいんです。「遠」を書く時も「猿」に似ているよね。「幸せ」という漢字「羊と違うけど似てる」、「路」は、「足と口は大丈夫・・麦の下の方を書くのか」と、丁寧に書けました。これだけ、自分で工夫して学習を進めている子を「漢字の苦手な子」と、括ってしまうのは、あまりにも乱暴すぎると思う一瞬でした。

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