ちょっと、感激!!

子どもたちは、教室で、困っていることがあると、誰に声をかけるかと言うと・・・
バラバラなんですね。


単純に近くにいるスタッフ、自分の中に決めているマイスタッフ、そして、私・・・
子どもたちは、場面によっても声をかける人を選んでいる時もあります。
その選び方だけでも、その子の状況がわかります。


先日、私に「先生、これの意味がわからない」と、質問してきました。
めったに私に声をかけてこないお子さんです。もちろん、私は、いつも見守っていますが・・・
そこで、困っているという算数の文章題を声に出して読んでみました。
それでも、わからないと言います。
問題文は、「90円で20円の鉛筆は何本買えて何円あまりますか?」となっていました。
この時に思ったのは、この子は、「数字だけをみて、式を書いているのではなく、ストーリーを式にしているんだ」と、とても感激しました。
「Aさんは、90円持っています。20円の鉛筆は何本買えて、何円あまりますか?」
と読み替えたら、あら不思議、すっきりしたような表情になって席に戻って、自分で学習を進めていました。


うれしいですね。こんなやり取りができるのは・・・
このような発見を毎日しています。やっぱり、子どもたちはすごい!!

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