2015年最後の教室

12月は、公文を卒業する人も多いです。
30日(水)にも・・・・・・
受験塾と両立するために水曜日だけ通っていたお子さんです。
何としても、算数Fを終わらせてから・・・との思いがあって、
4月から頑張っていました。でも、なかなか進みません。
丁寧に学習するお子さんなので、時間さえあれば・・・
そこで、12月までというタイムリミットを決めて、チャレンジしました。


昨日、約30枚近くを残して、教室に来ました。
以前から、「F教材を終わらせるんだったら、最終日は付き合いますよ〜」
と、お約束をしていました。もちろん、本人の意志があれば・・・
おとなしい子なので、様子をみて、ストップをかけようかと思いましたが、
お母様のメールで、「本人は、終わらせるつもりで行きました」と連絡がありました。
正直、半信半疑でした。子どもは、大人に伝える事と本心は違う事があります。


教室でも、本当は苦しいのに「大丈夫、先に進む」と、言うお子さんもいます。
私も含めて、大人の喜ぶことを言ってしまうお子さんもいます。
そこを見極める事が、私の仕事でもあります。
残念ながら、100%出来ているとは、言えません。
性格や表情、学習態度などから判断するしかありません。
そこを埋めるのが、保護者の方の情報です。


今回は、保護者の方も覚悟しているのだと思い、出来る所まで・・・
宿題のお直しが終わったところで、新しいプリントに取り組んだので
そのまま、続行です。
終わったのは、22時30分です。何だか熱いものが・・・・
「たかが公文、されど公文」
待っている間、私自身は、何を伝えたいのか考えていました。
その子の為に待っているのではなく、私自身のためだと気が付きました。
「思いがあれば、支える大人は必ずいる。私は、その一人なんだよ〜」
というスタンスを貫きたかったような気がします。


私も、思いがあって、公文式の教室を運営しています。
いろいろな人たちが、支えて下さっています。
保護者の皆様、子どもたち、スタッフ、公文研究会、指導者仲間、地域の方
たくさんの人に感謝して、今年をしめたいと思います。


皆様、ありがとうございました。
来年も、よろしくお願いいたします。







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