<相談>算数のA教材

A君は、幼児さんです。
A71を学習して、とっても大変そうでした。
ママ「先生、2桁の足し算がわかっていないのに・・引き算に進めてしまっています・・」
私「A71は、ひっ算でやった方が計算しやすいと思いませんか。できることも大切ですが、この教材は、完成形を求めていません。大きな数でもできるね。ちょっと、大人の支援が入っても、できる・・楽しい・・・すごい・・という感覚が大事だと思っています。A70までは、しっかりできていますし、A71からもお直しは、自力でできています。大丈夫です。」
ママ「そうなんですか。よかった。」


Bさんも幼児さんです。
A181を学習して大変そうでした。
どうしたらいいのか・・・という質問でした。
・カウントダウン(究極)
・10の補数で教える
・17-8だったら、1の位から引けるだけ引いて、引けない分を10から引く
・17-8なら、8・9・17の組み合わせ(足し算の反対で解決する)
いろいろな方法はあります。しかし、大人はどんな風に解決するのか・・・という視点に立った時は、ミックスだと思います。引く数が小さかったら、カウントダウンも有効ですが・・・時には、補数を使い、時には、足し算の組み合わせを利用し・・・
子どもたちが、自分で、やりやすい方法を発見する教材でもあります。
なので、すらすら解いている子どもを見ると、どんな風にマスターしたのだろうかと観察することもあります。
意外と、時々止まっている子の方が、頭が動いているケースが多いのですが・・・


同じ止まっているケースでも、考えていなくて止まっていることも多いです。
そんな時は、一緒に悩んでみます。
例えば、17ー8だったら、「難しいね。一の位から引けるだけ引いちゃおうか。そうしたら、1引けなくなるから、10から引いて・・・・9だね」という感じで・・・その時に重要なのは、引き算の攻略法をミックスにしないことです。18-2に時は、カウントダウンにしたら、子どもたちの頭は混乱します。一日、1手法でトライしてみてください。
また、全問、一緒に悩むのではなく、2,3問一緒に悩んで、4問目は、「いくつかなぁ?」と聞いてみても良いかもしれません。子どもたちが、集中できる時間は限られていますので、その短い時間のアプローチとなります。
声をかけるタイミングも重要です。学習のスタート時の方が効果があります。手が止まって、「嫌だ」という気持ちが前面に出る前に・・・これが、コツです。
家庭学習では難しい面もありますので、何かありましたら、メールをいただけると助かります。

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