幼児さんのお母様からの質問です。
ママ：「うちの子、算数苦手ですか？」
私　：「そんなことはないのですが、どうして、そう思われるのですか？」
ママ：「国語は、宿題もスラスラやるのですが、算数は・・・」

このような質問は、頻繁にあります。
まず、3～5歳くらいだと、子どもたちの周りにあるものは、数字の情報より文字情報の方が多い環境です。子どもたちは、環境から学んでいきます。つまり、平仮名の方が、生活の中で学習する機会が多いのです。
苦手と判断するのは、はやいかなぁ～と、思います。
保護者の方が、「苦手」「できない」と決めつけると、本当にできなくなります。
苦手になります。「言霊？」ですね。ポジティブな言葉かけをお願いします。

先日、面白いことがありました。
スタッフが、「C教材の終わりになっても『かけ算九九」カードを見ながら学習しているのはおかしい。進めすぎではないか」と、思っていたそうです。
Cの教材終了テストの時も、「先生、かけ算九九カードみてもいい？」と聞かれて、「テストだから、それはできないね・・」と会話していました。当然、スタッフは、心配になりますね。ところが、その子は、D教材の2桁×2桁を初めて学習するとき、ほぼ自力で、乗り切ったのです。子どもたちの可能性は、大人が信じなければ、広がりません。

少し、長い目で、子どもたちを見守っていきましょう。