子どもの学び方と大人の学び方

子どもと大人の学び方は違います。


大人は、主に経験知から学んでいきます。
例えば、仕事で福祉の情報が知りたいと思ったら、「福祉の仕事をしている知り合いに聞く」「関連本を読む」「ネット検索して、情報を精査する」「研修を受ける」など、いろいろな方法を選択することができます。
それは、今まで、どのように学んだら「課題解決」できたのかを知っているからです。


しかし、子どもは違います。
子どもは、「今」学び方を学んでいる真っ最中なのです。
KUMONのプリントでは、積み重ねてきたスキルを使って、問題解決しようとします。
しかし、それだけでは解決できないときに大人が介入します。
そこで、「わからないときは、声をあげること」が大事だと一つの学び方を獲得します。


夏休みは、学びの質もいつもとは違うかもしれません。
例えば・・
<事実>空を見上げて、トンビが沢山いる。
<疑問に思う>なぜだろうと思う。
<仮説をたてる>「あれ、観光客が多いのかなぁ」「お昼だから?」「あれ、港に魚があがるのかなぁ」
<確認>確認する。インタビューや実際にみて・・・


これは、気象でも良いですね。
<事実>ゲリラ雷雨みたいにすごい雨が降った
<疑問に思う>晴れていたのになぜだろう。
<事実確認>そういえば、少し前に涼しい風が吹いてきた・・なんか変だなと思った。
<仮説をたてる>もしかして、雨の降る前にひんやりとした風と何か関係があるのかなぁ
<確認>気象関係の本を調べてみる。ネット検索してみる


考えてみると沢山の学びがありそうですね。
いつもと違う学びを楽しんでください。

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