”それ、おかしいでしょ”
私も、我が子の塾や学校、部活動など「それ、おかしいでしょ」
と、思ったことはたくさんあります。
伝えたこともあれば、飲み込んだこともあります。
公文のお教室で「それ、おかしいでしょ」は、飲み込まずに伝えてください。
保護者の方も私たちも、子どもを伸ばしていこうという方向性は同じです。
私の中では、意図があるかもしれません。
しかし、親御さんから見たとき、お子さんの状況で、今は、それを仕掛ける時期ではない場合もあります。
ゴールデンウィーク前にこんなことがありました。
*「なぜ、一年生を一時間以上学習させるのか」
理由は、二つあります。
一つ目は、学校で困らないようにするために六月までに何とか引き算まで、進めたいからです。
二つ目は、遊んできたー>疲れたー>学習ができないというリズムを作りたくなかったからです。二学期になると早く日が暮れます。早く入室するメリットを少しずつ伝えていきたかったのです。
しかし、親御さんの立場では、24時間サイクルの子どもたちのスケジュールがあります。結論から言ってしまえば、仕掛けるのは、もっと時期をみてからの方が良かったのかもしれません。
ご連絡を頂いたので、軌道修正ができるのです。とても、大切なことだと思います。
*「なぜ、足し算が出来るのに数字を書かせるの?」
理由は、ただ一つ、運筆力をつけるためです。
運筆力を書く体力と言い換えるならば、書く体力は、鍛えなければなかなかつくものではありません。書く体力があるから、頭で考えたことをスラスラ表現できるようになるのです。どの教科でも必要な力です。
親御さんが思っていることや疑問などを伝える事は、クレームではありません。
遠慮なく、ご連絡ください。一緒にお子さんのベストを考えていくパートナーだと思っていただければ幸いです。