子どもたちは、学んだことが『0』になることはありません。
また、教材もすべてマスターして進んでいる事を前提にしていません。

例えば、D８１番で、2桁の割り算があります。
そこで必要なのは、商を見つける事です。商を見つけるためには、２桁✖１桁の掛け算です。そして、掛け算、割り算を繰り返しやることが大事です。D81に入る前にD５１では、B教材で学習した引き算が入っています。（少し、グレードアップしています）D６１、７１では、掛け算（横の2桁✖１桁）がA面、割り算がB面になっています。思い出して、スラスラ切り替えができるようになってからD８１になります。
「学んで、忘れて、思い出す」これを繰り返して、定着していきます。ですから、学んでいる教材から２〜３教材下が、スラスラできる教材の目安です。

しかし、自信がなくなったら、もどるのも有効的な方法です。B教材が上手くいかないお子さんには、２Aの復習をおススメしています。問題は、D151からの約分です。
D151〜D200までで、約分を完全にマスターしなくても良いのですが、約分不足だけは、何とか自分で発見できるまでにしてから、E教材に進んでほしいと思っています。