大切な人が・・・

公文式 下丸子教室にとって、大切な方が亡くなりました。
清水先生の訃報を聞いたのは、日曜日です。
教室を引き継いでから、わずか1年、代行を含めるとわずか2年です。


清水先生との出会いは、私が指導者になった時にでした。
「KUMONフェスタ IN 大田」で、10年ご一緒させていただいて、先生のお人柄に触れる事ができました。後半の5年ほどは、私も読み聞かせの責任者として、意見交換できるようになりました。
また、指導者3年目という未熟な私を引き上げてくださいました。幼児指導に力を入れている全国の指導者が参加する「幼児指導の成果発表会」という、大きな舞台に一緒に立たせていただきました。あの時のDVDをみると恥ずかしくなります。良い経験をさせていただきました。


公文式の教室は、指導者によって、教室文化があります。独特の空気のようなものです。下丸子教室も半年以上も他の指導者が入りましたので、その教室文化がリセットされたように私自身は感じていました。しかし、月日が経つとその教室文化が、犇々と蘇ってきたから不思議です。


馬込図書館前の教室文化と下丸子教室の教室文化は、まるで違います。足並みをそろえる必要もなければ、統一する必要もありません。共通する事は、たった一つです。「子どもたちの可能性を信じ、一人一人を伸ばしていく事」を心の真ん中に置いて、日々、精進する事です。


清水先生のお年まで、頑張れるかどうかは、自信がありませんが、それぞれの教室のDNAを進化させて、次の世代にバトンを渡せるように努力します。
天国で「先生、私も良質で強固なDNAを残せたと思いますよ〜おしりが青くて、生意気だった私が、先生の教室を進化させて、お役目を終え、次の世代に渡してきましたから、ここで、一緒に見ていましょうね〜」と、報告する日をイメージして、今日も教室で、子どもたちから学んできます。


「清水先生、数学の教材改定があったら、すぐに天国で解いて下さいね」

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