夏休みの夜に 思うがままに

昨年、馬込には8月戦争の本が、まとめておいてありました。
中には、リアルなものもあり、子どもたちは、すぐに反応しました。
「先生、これ、気持ち悪い」
「ちょっと・・・なんで、こんなのが教室にあるの?」


8月は、人として忘れてはいけない「戦争」があります。
先日、小学2年生が
A君:「先生、この前さぁ、映画に行ったんだよ」
私 :「何?ポケモン?ドラえもん?」
A君:「違うよ。数学の話だよ・・・日本の?」
私 :「数学・日本・・・」
話がかみ合わないまま、会話が終わりました。
でも、何の話だろうと思って、帰り道、考えていたら・・・
思い出したのです。あの映画です。


私の母は、「夜、B29が、低く飛んで、東京の方に一直線に飛んで、きれいだった。星よりも・・なんで、あんな戦争したんだろうね。」と、今でも「ぼそっ」と話します。
世界のどこかで、今でも戦争をしている国があります。
子どもたちが、おじいちゃん、おばあちゃんになるころには、国境が地図から消えてくる社会になるのかなぁ。なれば、いいなぁ。と、夏休みの夜に考えていました。

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