先生、宿題をみてあげられません!!

宿題については、何度もブログに登場します。
こんな声があります。
「先生、宿題をやらせようとすると泣くんです・・・、KUMONを続けていいのかなぁ?と悩みます。」
なるほど、でもAちゃんは、実は、教室では順調です。家で、ひとりで取り組む、あるいは、学童で取り組むというのは、子どもたちにとっては大変な事なのです。
迷った時の保護者の対応は、2つあると思います。
①毎日、宿題はやるべきなんだから、できるプリントを持って帰れるように子どもに伝える
②自分で、やれるかどうかも、成長指標なので、先生と話し合ってみようか
私は、②を選択してほしいと思います。


①を選択すると、次のような現象が現れます。
B君、教室では、算数Cのかけ算、宿題は、Aを順番にやっています。すると、宿題が、引き算になってしまいました。宿題のお直しが増えてしまいました。
Cさん、教室では、D教材の2桁のかけ算、宿題は、Cのかけ算の筆算です。すると、教室でも、2桁なのに1段のかけ算しかやっていませんでした。
やはり、混乱するんですよね。


でも、①の選択は、失敗ばかりではありません。A教材やB教材を学習しているお子さんには、私の方から、①を提案しているケースもあります。特に夏休みだったので・・・その成果が、出てきました。
D君は、A教材になってから、不調でした。と、言っても、2Aのテストは出来ていたので、とにかく足し算の練習をしようと思い、D君にとって、時間のかかるA教材の宿題よりは、スラスラ解ける2Aの宿題を渡しました。最近では、A教材もスラスラできるので、もうすぐ、引き算に入れそうです。


このようなことは、悲しい事ではなく、嬉しい悲鳴です。
それだけ、子どもたちが、真剣に勉強に取り組んでいる証なのですから。
いつでも、ご相談にお越しください。

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