2018年 国際学習到達度調査(PISA)

やっぱり・・・・という結果が出てしまいました。
「読解力」が、心配した通りの結果になってしまいました。


数値的な結果は、新聞等で、ご確認ください。
最近、教室でも「国語」について、異変を感じていました。
就学前の子どもたちの方が、問題をきちんと解くのです。
しかし、3,4年生になると、設問を読んでから、文章を読むことをしています。
これは、時間内に問題を解く、テクニックのひとつです。
公文の国語で、このようなテクニックは、必要としません。なぜなら、こんなことをしたら、読解力はつかないからです。テクニックに頼らずに、まっさらな気持ちで、プリントに向き合ってほしいです。一見、遠回りのようにみえますが、実は近道なのです。


「文章を読み、全体をイメージして、設問に向き合う」これが基本です。
とにかく、文章と向き合って、「これ、面白い」「これって、理科じゃん(心臓)」「気持ち悪い(虫など)」など、感想を持ちつつ、文と遊びながら、解答してほしいと思います。


先日、G1を学習している子が、
A君「先生、何度も×なんだけど・・・これ以上の答えはないよ」
私 「なんで、この答えだと思ったの?」
A君「だって、言ったことだから、「 」でしょ?」
私 「あま〜い・・「 」とは限らない。文章をきちんと読んでごらん」
A君 「まじっ!!これだー」
と、すぐに訂正しました。これは、本人が、きちんと文章を読んでいたので、全体を把握していたから、すぐに訂正できたのです。さすが、復習なしで、進んできた子だなぁ・・と、私も手ごたえを感じた瞬間でした。


公文の国語を丁寧に学習していきましょう。

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