「あきちゃった」と・・・

先日、こんなご相談がありました。


Aちゃんのお母様から
「足し算に進めませんか?子どもが、あきちゃった・・・・」と
そんなご相談がありました。
私「同じ番号は入っていないのですが・・」
お母様「そうなんですけど・・・足し算をやりたいと・・今のプリントは、易しすぎてやりたくないと・・・」
というご相談だったのです。
実は、このようなご相談は、日常的です。
子どもの「できる」「簡単」という言葉と実態のギャップをどのように埋めていくかが課題です。


目安は、完成時間です。
宿題1日分を10~15分で完成(丁寧に学習)したら、「できている」「簡単」・・確かに!
このような家庭学習の場合、教室では、もっと良いパフォーマンスを発揮してくれます。


今回のAちゃんは、頭では理解しているので、そのような言葉が出てくるのだと思います。
自分の思っていることを言葉に出来るのは、とても良いことです。
その言葉を受けて、私たちは対策がとれます。
対策とは・・・・課題を明確に言葉で伝えることです。
例えば、「鉛筆を正しく持って、10分で丁寧に仕上げていきましょう」
小さい子は、お友達のことが気になったり、いろいろなことをお話ししたくなったり、ドアが開くと誰が入ってきたのか気になったり・・・興味津々です。
これは、みなさん、通る道です。


課題を明確にして、学習を進めることによって、少しずつ集中力が高まってきます。
最終的には、「やり抜く力」を育んでいきたいと考えています。

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